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2015年2月5日木曜日

キャプテン・クック探検航海と『バンクス花譜集』展


今日はある企画展を紹介します。

1768年8月26日、ジェームズ・クック(1728-79)を艦長とするエンデヴァー号は、タヒチ島での金星の太陽面通過の観測のため、イギリスのプリマス港から太平洋へ出帆しました。
約3年に渡る探検航海では珍しい植物が多数採集されました。帰国後に豪華な植物図鑑として出版された「バンクス花譜集(かふしゅう)」から120点を厳選して紹介する企画展が、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中です。

展覧会ではBunkamura ザ・ミュージアムが所蔵する「バンクス花譜集」から、タヒチ島を中心としたソサエティ・アイランズ、ニュージーランド、オーストラリア、ジャワの4つの滞在地に分けてご紹介しています。
絵に添えられた植物の説明も「やぶの中でトイレットペーパーとして使われる」「毒性のある果実は魚捕りに使う」「紙のような樹皮は遺体を包むために使われた」などなどユニークです。



■Bunkamura 25周年記念
キャプテン・クック探検航海と『バンクス花譜集』展
■開催期間
2014年12月23日(火・祝)~2015年3月1日(日)
■開館時間
10:00~19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
■会場
Bunkamura
〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
渋谷駅・宮益坂口(東急東横店)と本店(Bunkamura)との循環バスが、9:50~20:15の間に12~15分間隔で運転しています。

私も次の休みに観に行こうと思っています。
ぜひお出かけください。

さとう