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2013年1月24日木曜日

タヒチプチ情報

Ia Orana!!

本日、南国タヒチの「タヒチヌイトラベル」から新しい情報が届きました。
今回は花と香りにまつわる話題です。

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突然ですが、クイズを一問!
下の写真、これはなんでしょう~・・・!?
パイナップルでも、オレンジでもありません。


正解は、「パンダナス」の果実です。
・・・なんて言われてもピンとこない方のために、こんな南の島の家、どこかで見たことありませんか?!


タヒチ、ポリネシアで見られる、古くからの住居やあの憧れの水上バンガローに使われているのがまさにこのパンダナスの葉っぱ部分になります。


タヒチ語では「ファラ(FARA)」、日本語ではなんと根がタコの足のように地上にはることから、タコノキ属と呼ばれているようです。
パンダナス、ファラにも多くの種類がありますが、ここタヒチ、ポリネシアに多く見られるものは大体10~12m程の高さとなり、雄株と雌株にわかれます。

最初にクイズになったものが、雌株。
この果実をタヒチ語では「ウレファラ(URE FARA)」と呼び、左写真の花が雄株に咲く花、「ティアレヒナノ(TIARE HINANO)」です。白くたれ下がる苞葉に包まれた集合花、大変いい香りを放ちます。


ヒナノといえばあの有名なHINANOビール!
HINANOビールのキャラクター、ヒナノちゃんもそうですが、このとても香りのよい「TIARE HINANO」からとった、「HINANO(ヒナノ)」という名前がタヒチの女の子には多くみられます。




最初にクイズとなった雌株にできる果実も、じつは大変いい香りを放ちます。
タヒチ、ポリネシアではお花と合わせて冠などの飾りをつくり、色と香りを楽しみます。




また、葉の部分はバンガローの屋根に使われるほか、帽子やかばんなど、民芸品にも使われています。




タヒチ、フレンチポリネシアの豊かな植物、そしてそれらでできた様々な風景をさがす旅、いかがでしょうか。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

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パンダナスの木があればタヒチでは生活していけそうですね。
現地係員は滞在の長いベテランぞろいなので滞在中お困りの時はもちろん、植物や自然に関していろいろ聞いてみると新しい発見があるかもしれません。

タヒチ滞在お楽しみください。

Mauruuru
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